こんにちは。最終皇帝です。
昨日、はてなPROへの移行の話をした関係で忘れていました。昨日から、キャプチャを撮影する際のWebカメラが変わりました。少し奮発してLogicoolのオートフォーカス・明るさ自動調整付きのもの(型番:C615)にしたため、これまでの見難かった画像が相当見易くなりました。今までスイマセンでした。これで少し作業効率が上がります^^
以前掲載した記事のキャプチャも時間があれば、こちらで撮影したモノに差し替えたいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は、「海のぬし釣り2(以下、海ぬし2と呼称)」です。私が中学生の頃に発売された作品です。以前紹介した、川のぬし釣り3(以下、川ぬし3と呼称)と同様、私のお気に入りゲームボーイソフトの1つです。
価格
発売当時に定価で購入したため、4000円ぐらいでした。先日近くのHARD OFFで324円で見かけました。ジャンルがジャンルなので結構安価ですね。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。
あらすじ
ある港町にて、おそらく中学生あたりの主人公「最終皇帝(仮)」君がなにやら、親父さんとケンカしていた。聞くところによると、最終皇帝君は、海のぬしを釣り上げ、親父に認められ、跡を継ぎたいらしい(おそらく漁師であろう)。見かねた親父は、今の最終皇帝君の腕では、ぬしを釣り上げることは出来ないと怒鳴りちらし、一つの条件を提示した。それは、「釣りの修行をしてくること」であった。なんとも定性的な条件に、最終皇帝君はひるむかと思いきや、「わかったよ、父ちゃん!」といって修行に出るのであった。果たして最終皇帝君は、親父に認められ、無事にぬしを釣り上げることができるのであろうか。
ちなみに、最終皇帝君の妹「ミカ」は、ケンカしている2人にひるまず、「ケンカばっかりしているとご飯抜きよ!」と見事な肝っ玉を持つチーママ気質である。
ゲームシステムなど
釣りがメインのロールプレイングゲームです。基本的には、以前紹介した「川ぬし3」と結構似ています。川ぬし3と同様、「うおっち」という魚を育てる観賞ミニゲームも健在です。
釣りの種類
このゲームでは、下記の4種類の釣りを楽しむことができます。川ぬし3の時は、毛バリを使用したフライフィッシングが出来ましたが、海釣りでは無くなり、その代わりに船釣りとギジバリ*1を利用したトローリングが追加されました。
- エサ釣り(ウキ・オモリ)
- 船釣り(エサ釣りの一種)
- ルアーフィッシング
- トローリング
川ぬし3の時と同様、それぞれ8種類のエサ・ルアー・ギジバリが用意されており、魚によって釣れる/釣れないが分かれます。また、エサ釣りの場合には、ハリの大きさも選択でき、小型魚は小さいハリでしか釣れず、大型魚は大きなハリでしか釣れないようになっています。なかなか本格的です。
釣り方
フィールド上で水面に向かってエサ・ルアー・ギジバリを投げると、魚影が見えるようになります。魚がエサに向かって近づいてきた後、エサの周りをクルクル廻り始め、一定の状態*2になった後、Aボタンを押すと、魚とのファイトが始まります。魚がおとなしくなったら糸を引き、暴れたら糸を出すを繰り返し、最終的にプレイヤーの手元まで(※)手繰り寄せられれば、釣りあげることができます。
※ 川ぬし3の時は、水面まで手繰れれば、釣りあげられましたが、海ぬし2の場合は、手元まで手繰る必要があります。
プレイ時間
攻略サイトや攻略本を見る/見ないで、相当時間がブレて来ると思います。特に川ぬし3と比べて釣りのエリアが広く、魚種がかなり増えたため、生息域を知らずに進めて行くと、探すだけで時間がかかります。
例えば、「マダコを釣ってきてくれ」と依頼をかけられた場合、マダコ自体がどこで釣れるか分からないため、探すだけでかなりの時間を費やすことになります。
私の場合は、攻略本を持っていたため、大体20時間程度でシナリオはクリアしました。
良い点・楽しい点
アクティブな釣りが楽しめる
川ぬし3の時は、あくまでエサやルアーを投げて、「魚がかかるまで待つ釣り」がメインでしたが、海ぬし2の場合は、「魚がかかるように仕向ける釣り」がメインになりました。例えば、以前のエサ釣りは投げると、魚がかかるまで待つしかありませんでしたが、今回から糸を手繰ることが出来るようになりました。トローリングに至っては、船を操縦することで魚が居るところまでギジバリを近づけていきます。こういったアクティブな釣りが、前回の川ぬし3以上に楽しめるようになっています。
BGMが素晴らしい
ぬし釣りシリーズはどの作品を取っても、BGMが素晴らしいです。私のオススメは「砂浜でかかるBGM」と「魚とのファイトのシーンでかかるBGM」です。ファミコンやゲームボーイから流れるピコピコ音が好みの方は、是非聴いてみて下さい。
悪い点・残念な点
マップ移動時のボタンの反応が少々悪い
悪い点はほぼ無いのですが、敢えて1点挙げさせていただくと、フィールド移動時の十字キーの反応が少々悪いです。(もしかすると、1歩(1グリッド)進む間のスピードが遅いだけかもしれませんが。)気にしすぎかな?
その他
コツ
カラスをひたすら倒す
上でも書いた通り、ウキやルアーを遠くまで投げるためには、レベルを上げ、体力を増加させる必要があります。そして本作では、レベル上げをするために最適の場所が、最初から用意されています。場所ですが、砂浜エリアを左の方に向かい、磯エリアに入ります。エリアに入ったタイミングで、手を振っているようなしぐさをしているオジサンがいるので、話しかけるとカラスが襲ってきます。このカラスは何度オジサンに話しかけても、襲ってくるため、ここでレベルを大量に上げます。ちなみに、さらに効率良くレベルを上げたいのであれば、砂浜の主人公の実家で、妹から「お弁当」を1つもらっていくのがオススメです(たまに奇襲を食らうので)。
最初の頃は、一撃で倒すのが難しいですが、体力が増えていくと、主人公の攻撃力も上がりますので、簡単に倒せるようになります。大体レベル40ぐらいまで上げれば、序盤では十分です。
金稼ぎ
序盤はルアーやトローリング用のロッドを買ったり、エサやごはんなど、出費がかなりかさみます。そのため、早い段階でお金をためておいたほうが良いです。そこで、私は最初の砂浜エリアで、シャコを釣りまくる方法をオススメします(結構王道です)。
・稼ぎ方
砂浜エリアの左上端にある料理屋さんにて、「サヨリ」と「シャコ」をサイズに関わらず、高値で買い取ってくれますので、ここで荒稼ぎします。具体的な方法は下記の通り簡単です。
- 砂浜右端の堤防近くでシャコを大量に釣ります。日中はシロギスが結構釣れてしまうため、日没後の方が良いです。
- 料理屋さんで売ります。
うおっち
前回の川ぬし3では、うおっちの難易度が高すぎて、即挫折しましたが、海ぬし2になって少し簡単になりました。というよりも簡単に魚が死ななくなりました。適当に育てても、大体次の魚に進化してくれます。なお、以前とは異なり、「うおっちじかん」というものが用意され、魚の育つスピードを早めることが出来るようになりました。他にも魚同士を「がったい」させたり、「へんか」させたりと、おかしな機能が色々と追加されました。
個人的な評価
オススメ度
★★★★☆ (オススメします)
釣り好きの方、これから釣りをやってみたい方にオススメです。また、多くの魚種が登場しますので、どんな魚がいるのかお勉強するのに、良い機会となります。
最後に
実は中学生の頃は、釣りが趣味だったのですが、そのきっかけとなったのが、このゲームと川のぬし釣り3、アニメのグランダー武蔵でした。何がきっかけでも、子供の頃は色々なことに手を出すべきなのかもしれませんね。あー、懐かしい(涙)。
いやーそれにしても、キャプチャ画像がキレイになると、俄然やる気が上がりますね。新しいWebカメラを購入して良かったです^^