あれはいいものだ。

とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

MENU

【GB】牧場物語GB ~究極の作業ゲー~

こんにちは。最終皇帝です。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。昼間外に出るのがあまり好きではない私は、やらなきゃあかんことは昼のうちにやっておいて、夕方の日暮れ時に外出することが多いです。太陽の光を浴びたほうがいいなんてよく言われますが、私すぐ日焼け(夏場限定)しちゃうし、どこ行っても人が多いから夜のほうが好きです。その点ゲームってのはいいですね。特に時間帯を選びませんし。
なんか引きこもり宣言をしているみたいなので、このあたりにしておきます。

 今回紹介するゲーム

今回は牧場シミュレーションゲームの金字塔、「牧場物語GB」です。
このゲームは中学生の頃、近所の中古ゲームショップで購入しました。何がきっかけだったのか覚えていませんが、じわじわ周りの友人がプレイし始め、結構人気が出ていました。あの頃は新しいジャンルのゲームが登場すると、こぞって群がっていた気がします。インターネットなんてものもそんなに普及していなかったため、周囲の人たちがどんなゲームをプレイしているのかアンテナを常に立て、面白そうであれば便乗していました。なんだか時代の変遷を感じますね。すいません、少々話が逸れてしまいましたね。

f:id:appli-get:20180110203559j:plain

牧場物語GB ©1997 ビクターインタラクティブソフトウェア

価格

20年ぐらい前に購入したゲームのため、完全に忘れました。
とりあえずAmazonさんの中古品では安くて150円ぐらい(送料除く)みたいですね。ちなみに、バーチャルコンソールでは発売されていないようです。

あらすじ

とある牧場にて、経営をしていた爺さんが他界したため、荒れ果ててしまった。そんなある日、死んでも死に切れない爺さんは、主人公(男の子・女の子を選択可能)の前に、後継ぎになるよう化けて出ました。仕方なく荒れ果てた牧場を立て直すために、てんやわんやするという、主人公にとっては迷惑なストーリーである。なお、爺さんは1年に1回程度、主人公が管理している牧場を評価しに来る。なんとも勝手なジジイだ(笑)
それにしても、現在日本が抱えている食糧自給率問題を、1997年頃すでに考え始めていたビクターインタラクティブソフトウェアに感心する。

ゲームシステムなど

自分の思い通りの牧場を開拓し、経営していくゲームです。

やることは牧場そのもの

このゲームでは、牧場で行われているであろう作業を淡々とこなしていきます。具体的には下記のような作業を行います。

  • クワで耕す
  • カマで雑草を刈る
  • オノで邪魔な切り株を切る
  • ハンマーで邪魔な岩を壊す
  • 作物を育てる (種まき、水やり等)
  • 牛・にわとりを育て、牛乳・卵を頂く

主人公は、上記の作業を行うために、最大2つの農具や種を持つことができ、必要に応じて納屋で持ち返ることが出来ます。

経営作業

牧場経営は、お金が無くては成り立たないため、出荷作業も行います。例えば、上で説明した作物(トマトとかジャガイモなど)や、牛乳、卵を出荷します。苦労して育てた野菜をいざ出荷するときは、軽い涙目になるでしょう(笑)。

牧場の評価

あらすじのところで少し書きましたが、1年に1度、亡くなった爺さんが天から舞い降りてきて、牧場の評価をします。評価内容は様々で、耕した区画の多さ、牛やニワトリの頭数、家のデカさ等があります。私の場合、良いのか悪いのか分かりませんが、ご褒美として、牧場の大きさが広がりました。まだ耕させる気か、ジジイ!

プレイ時間

時間はプレイヤーの努力次第でまちまちです。私の場合は、1年間で大体6,7時間ぐらいは費やした気がします。すいません。途中、経営放棄してひたすら寝ました(笑)。

良い点・楽しい点

全般

荒れ果てた牧場が少しずつキレイになっていく様は、とてつもなく汚い部屋を大掃除してキラキラになった時と同様の感動があります、たぶん。

リアルな作業

牧場経営で必要なことが、簡素ではありますが、リアルに描かれている作品だと思います。例えば、当然のことですが、作物は毎日水をあげなければ育ちません。牛に至っては、エサをあげるだけでは足りず、毎日体をブラシで擦ってあげなければ、ミルクを出してくれません。
もしかすると、小さな子供たちに食の大切さを教えるには、良いゲームかもしれません。

悪い点・残念な点

究極の作業ゲー

牧場経営をする時点ですでにお分かりかと思いますが、かなり作業ゲー要素が強いです。例えば朝起きたら、ニワトリや牛にエサを与え、卵やミルクの採取、畑の農作物の刈り取りおよび、水やりが始まります。これが日単位で行われるため、結構根気が必要です。特に最初の頃は、水やりにジョウロを使わなければならず、後の方で出てくるスプリンクラーが発売されるまで、かなり苦労することになります。「牧場経営がいかに大変か」ということを思い知らされます。

個人的な評価

f:id:appli-get:20200606100502p:plain

評価グラフ

オススメ度

★★☆☆☆ (あまりオススメしません)

下記に該当する人にはオススメかもしれません。

  • 小さな作業をコツコツ積み重ね、最後にその様を振り返って自画自賛できる人
  • 気長な人
  • 結構暇をもてあましている人

最後に

大人になった私は、途中で経営放棄しましたが、他にも「コロボックルに仕事を手伝ってもらったり」、「金山を掘ったり」できますので、気長な方は是非チャレンジしてみてください。