こんにちは。最終皇帝です。
「鬼畜」。インターネットの辞書で調べると「残酷で、無慈悲な行いをする者。」らしいです。昔のファミコンには、並みの努力では全く倒せない、鬼畜レベルのステージやボスがいました。今回はそんなゲームを紹介していきます^^;
今回紹介するゲーム
今回は「ロックマンワールド」です。可愛いパッケージして、中身はなかなかの鬼畜ですので、お覚悟ください(笑)。
価格
中古ゲームショップで有名な駿河屋さんにて、760円で購入しました。 バーチャルコンソールで発売されているようです。
あらすじ
お馴染み、諦めの悪いワイリーがロックマンにちょっかいを出してくる物語。(超適当)
ゲームシステムなど
横スクロールのアクションゲームです。ロックバスターというショットとジャンプ、そして、後述する特殊武器を駆使して、様々な障害物を乗り越え、各ステージに配置されているボスを撃破していきます。
特殊武器
このゲームの特徴として、ステージの最後に待ち受けているボスを倒すと、そのボスが装備している特殊武器を取得することが出来ます。特殊武器は戦闘中、STARTボタンを押すことで、選択することができ、ボスごとに効果が高い(ダメージを多く与えられる)ものがあったり、全く効果の無いものがあったりします。とりあえず勘で使ってみて、全く効果が無かったら、次の武器に交換して、利くまで試すというラリーが続きます。いやー、説明書が無いからしんどいです。
現代のロックマンより明らかに難易度が高い
私の場合、ロックマンはファミコン版の5,6あたりから始めましたが、このゲームは明らかにそれらより難易度が高いです。また、各ステージ自体の道のりが長く、ザコ敵の体力が異常に高く、最初の頃は、ボスにたどり着くことすらできませんでした。あー、スライディングさえできればそこそこ進めるのに。
プレイ時間
来る日も来る日も、会社帰りの電車内でやっていましたが、おそらく15時間ぐらいは行った気がします。下準備のために残機数を増やす作業がマジでしんどかったです。
良い点・楽しい点
謎解きに近い要素
ステージを進めて行く際、「どうやってもこの先進めないんじゃないの?」と思うような障害物がたくさんあります。それらを「特殊武器を使ってみたり」、「ジャンプのタイミングを変えてみたり」等、試行錯誤しながら進めて行くところがロックマンの面白いところです。
また、ボスに関しても同様で、通常攻撃では全くダメージを与えられないのに、ある特殊武器を利用すると、大ダメージを与えることが出来るような仕組み等もあります。
そして、謎が解けたときの「アハ体験*1」が微妙な爽快感をもたらしてくれます^^;
凄まじい強さのボス
とにかくボスの強さが異常です。あまりにも印象に残ったので、今回については各ボスの特徴を記載しておきます。キャプチャを取りたかったのですが、戦っている最中にそんな余裕がありませんでした(笑)。なお、今回については、悪い点ではなく、良い点として扱います^^;
・カットマン
頭の上に生えたハサミらしき物体を投げつけながら、近寄ってきて、フレーム単位で避けるタイミングが分かっていないと避けられないであろう、ちっちゃなジャンプをしてきます。おそらく、そのジャンプ中の股下を皮一枚で避けないといけないのでしょうが、何度トライしても、私は全く避け切れませんでした。最終的には、受けるしかないダメージは全て受けつつ、相当な連打でバスターを放ち、あと2,3目盛の体力のところでなんとか撃破しました。おそらくコイツを倒すだけで、1時間強はかかりました^^;どうやらコイツはファイヤーマンの特殊武器が苦手なようですので、1人目に倒すのはやめたほうが良さそうです。
・アイスマン
カットマン程の鬼畜ではないにしろ、コイツもなかなかの強敵です。ひたすら尖った氷のようなものを放ち、それに当たってしまうと、目盛り7ぐらい(体力最大で20目盛りぐらい)簡単に持っていかれます。しっかりジャンプして避ければ、まず死ぬことは無いのですが、「一発も当たってやれない」という緊張感が凄いです。コイツは比較的簡単に倒せたのですが、到達するまでのステージが氷でツルツル滑り、ミスを連発。結果的に30分ぐらいかかりました。
・エレキマン
コイツもカットマンと同じく、ジャンプで近寄って来つつ、放電攻撃を食らわしてくる嫌なやつです。ただ、カットマン程の鬼畜ではなく、ジャンプがやや高めなので、避けられないこともないです。ただ、こちらはステージがややこしく、踏み外すと即死する箇所もあるため、エレキマンのところまでたどり着くのが大変です。ステージのタイム制限の仕様が無かったことに感謝します^^;このステージも大体30分ぐらいかかりました。
・ファイヤーマン
コイツは先にアイスマンを倒していたため、超楽勝でした。ひとまず、ダメージを食らうのは無視して、ひたすらアイスマンの特殊武器を使っていたら、すぐに終了しました。特殊武器が無かったら、やばかったでしょうが。なお、アイスマンのステージほどでは無いですが、このステージもトラップが多く、厄介でした。
・よく分からないボス5体
上記の4人を倒し、ステージを進むとさらに5体のボスが連続で出てきます。コイツらもなかなか理不尽な攻撃をしてくるため、しんどいです。機数がすぐに無くなってしまうため、4人のところに到達する前のステージで出てくる、「壁から出てくるドリルみたいな物体」を腐るほど倒し、1UPをひたすら取得することをオススメします。何機あっても安心できませんが^^;
悪い点・残念な点
残機数が少ない
デフォルトの残機数が2というところに怒りを感じます^^; 初めて遊んだ人が、この機数でボスのところまで辿りつけたら、マジで神です。
ワイリーステージは途中でゲームオーバーになると最初から
これが一番厄介です。さすがにこれは悪い点に入れるべきか迷いました。このステージはめったクソ難しいくせに、途中でやられると、ワイリーステージ突入前からやり直しとなります。開発者側は明らかに、プレイヤーの体力とストレス耐性、研究能力を試していますね。
その他
敵ショットの弾速が速い
慣れればなんとかなるのですが、敵が打ってくるショットの弾速が異常に速いです。ゲームボーイの画面が小さいので、なおさら速く感じます。私はあまり反応が早いほうではないので、敵が打った瞬間に避けるのは結構厳しいです。
ロックマンがデカい?
ステージの大きさから見て、ロックマンの占めている範囲が結構広いです。ステージが狭いとも言えますね。これによって、回避できる場所が少なくなり、難易度をかなり上げています。
個人的な評価
オススメ度
★★★★☆ (オススメします)
昔の容赦ない難易度のファミコンを思い出しました。クリア後の達成感をすこぶる味わいたい方には超オススメかもしれません。バーチャルコンソールにて、400円程度で購入できるのでよろしければ、試してみてください。ちなみに、ストレス耐性の無い方はあまりやらない方がいいかもしれません。私は何度、カセットをブン投げようかと思ったか分かりません^^;
最後に
昔のゲームは今と比べて、難易度がバカ高かったんですね。久しぶりに何かを呼び覚ましてくれたような気がします。
*1:「あっ!」という不思議なひらめきを感じる体験のこと。ニコニコ大百科より。