こんにちは。最終皇帝です。
お給料が入ると、ついつい色々買いたくなってしまいますね。あまり生活レベルを上げると、後で大変なので、自制しているのですが、意外と上手く行かないのが世の常です。今日はそんなことお構い無しに、万札で汗を拭くレベルのお方が登場するゲームをご紹介します^^;
今回紹介するゲーム
さて、今回は「おぼっちゃまくん」です。私が小学生の頃は、土曜日の夜はテレビにかじりついて見ていました。中でも「お助け軍団」が結構好きでして、「名乗出升雄(なのりで ますお)」や、「怖賀リータ(こわが リータ)」の物マネは、現在でもたまにやります(笑)。
価格
すいません。だいぶ小さい頃に購入したもので、値段は忘れてしまいました。ただ、新品で購入した気がするので、5000円以上はしたと思います。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。
あらすじ
ある日、おぼっちゃまくんの「いいなけつ*1」である、御嬢沙麻代(おじょう さまよ)ちゃんが冗談交じりに、自身の願い事について話していた。それを真に受けた「ちゃま」の親父、「御坊亀光(おぼう かめみつ)」が沙麻代の願いを叶えるように迫ってきた。「ちゃま」は愛する沙麻代ちゃんのために、世界中を駆け回るのであった。
ゲームシステムなど
最大4人で遊べるボードゲームです。
ルール
ゲームを始める前に、まず沙麻代ちゃんから欲しいモノを聴きだす会話が始まります。
会話が完了すると、召使いの爺やが、大体の目的地を地図上に示してくれるので、様々な手段を使って目的地まで早く到達し、沙麻代ちゃんご所望の品を手に入れます。最終的に、その品を沙麻代ちゃんが滞在しているところまで届けた人が勝者となります。
言い方を変えると、「届けた人が勝者」となるので、「他の人が手に入れた品を横取りして、沙麻代ちゃんに渡す」という戦法もアリということです。
沙麻代ちゃんに品を渡すと、「ハートマーク」というものをもらうことができ、このマークが所定の個数分、最初に貯まったプレイヤーが優勝となります。
(貯めなければならないハートの個数は、一番最初にプレイヤーが決めることが出来ます。)
移動手段
移動手段は徒歩の他に、フェリー・飛行機があります。徒歩の場合は、辞典(サイコロのようなもの)をペラペラめくり、出た文字数分、マップ上を進むことが出来ます。
フェリー・飛行機は猛スピードで、目的地近くの港や空港に移動できますが、お金がかかり、移動日数もかかります。
おそらくファーストクラスを使っているのか、普通に○○百万円かかります。費用の桁数が明らかにおかしい^^;
道具
移動の途中に用意されたお店で、アイテムを購入することが出来ます。色々なアイテムがあり、例えば、下記のようなものがあります。
- 移動力が2倍になる
- 体力を回復する
- 特定の場所を爆撃する
プレイ時間
一番最初に決めるハートの個数によって、プレイ時間はブレますが、沙麻代ちゃんの願いを1度叶えるのに、大体30分ぐらいはかかります。
良い点・楽しい点
おぼっちゃまくんを楽しみながら、世界を旅する
このゲームの良い点として、沙麻代ちゃんのワガママを聴くことで、世界の地名や、その地域の名産品、茶魔語、微妙なうんちくを覚えることができます。例えば、下記のようなものがあります。
- 北極の天然氷で作ったかき氷は旨い
- 南米特産の熱帯魚はキレイな水に住む
- 10年に一人の天才ピアニスト「チャマランスキー」という人物がいる(笑)
- 宇宙に行くための「なるほロケット」はヒューストンにある(笑)
基本はアニメと同様、力の抜けるグダグダな進行ですが、それを楽しみながら、世界を旅することが出来ます。
良曲が多い
世界の大陸ごとにそれぞれ、BGMが用意されていますが、どれもその地方の雰囲気が漂った良曲が多いです。特に、北アメリカとヨーロッパで使われている曲がかなり良いです。
悪い点・残念な点
ゲームシステムがやや単調
毎回、沙麻代ちゃんが違うお題を出してくるものの、「ご所望の品を探し出して、沙麻代ちゃんに渡す」という流れは変わらないため、3,4回クリアするとちょっと飽きてきます。 また、ゲーム進行にスピード感があまりないのも、少々退屈になる一因と感じます。
個人的な評価
オススメ度
★★★☆☆ (普通です)
評価は「普通」にしていますが、私としては、こういう思いっきりバカっぽいゲームは結構好きです(褒めてますからね^^;)。500円ぐらいで手に入るのであれば、オススメします。
最後に
アニメのおぼっちゃまくんが放送されていた頃、裏番組で流れていた「ドラゴンクエスト 勇者アベル伝説」もなかなかの名作でした。私、どちらの番組もDVDボックスを持っています^^
*1:許嫁(いいなづけ)と言いたい