こんにちは。最終皇帝です。
中古ゲーム屋さんっていうのは、中古ゲームの価格を付けるときに、何を参考にしているんですかね。「他店の価格」、「ネット上の評価」、「ネームバリュー」とかでしょうか。
今回紹介するゲーム
さて、今回は「R-TYPE II」です。ホントは「R-TYPE」からプレイしたかったんですが、どこにも売っていなかったため、IIからプレイしていきたいと思います。
価格
駿河屋さんにて、1,200円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。
あらすじ
ある日、銀河の領土を増やすため、バイド帝国が地球へ侵攻を開始した。
ここは大阪にある、とある地球防衛局。彼らは、迫り来るバイド帝国に対して攻撃をしかけるため、R-TYPE機を出動させたのだった。
(なんかいつもより真面目(笑))
ゲームシステムなど
強制横スクロールのシューティングゲームです。
2種類のショット
ショットには、2種類の方法があり、細かくBボタンを連打することで放つ「通常ショット」、Bボタンを長押しし、ゲージが溜まってから放つ「溜め撃ち」があります。
アイテム
パロディウス等と同じく、敵を破壊した際に、アイテムが落とされることがあり、それを取得することで、パワーアップすることができます。なお、アイテムを取得すると、自機の前方もしくは後方に、そのアイテムに応じた武装のオプションが取り付けられ、そこから特殊なショットを発射します。
アイテムの種類は多彩で、下記のようなものがあります。
- 斜め45度に放ち、壁を跳ね返るレーザー
- ネジ巻きのようにグルグル回りながら、前方の敵を攻撃するショット
- 自機の上下方向に、弾(?)を発射し、壁伝いに移動するショット
- 対地ミサイル
- 自機の上下方向から攻撃を防いでくれるビット
武装オプションの取り付け位置と着脱
このゲームの大きな特徴の1つとして、武装オプションの取り付け方が挙げられます。上で説明した「アイテム」を取得すると、自機に取り付けるオプションが画面外から登場します。そのオプションに対して、自機の後方から衝突すると後方部に、前方から衝突すると前方部に、武装が取り付けられます。つまり、武装を前方 or 後方どちらに付けるかは、プレイヤーが選択できるということです。
また、取り付けた武装オプションをAボタンを押すことで、外すこともできます。外されたオプションは前方部なら画面の右隅、後方部なら画面の左隅まで進み、停滞して敵を攻撃したり、攻撃から守ってくれたりします。
このあたりの武装オプションの拡張性がこのゲームの醍醐味、秀逸な部分と言えるでしょう。
プレイ時間
3時間ぐらいでクリア出来ました。ステージ数が少ないのですが、各ステージの難易度が高く、何度もゲームオーバーしてしまいました^^;
良い点・楽しい点
撃ちまくる爽快感
このゲームは、ツインビー等のシューティングに比べて、「こちらが砲撃できるショットの量」、「画面枠内に現れる敵の数」がかなり多いです。
そのため、ひたすら現れた敵を破壊していくことになりますが、ショットや撃破時のエフェクトが細かく作られており、なかなかの爽快感があります^^
(ただし、指が疲れます(笑))
ゲームシステムが面白い
「ショットの溜め撃ち」や「防御用バリアの拡張性」の仕様が、ちょっと変わっていて面白かったです。特に「防御用バリア」の2つの使用用途によって、忙しくも単調なシューティングゲームの楽しみ方に、幅を持たせることが出来ています。個人的に、アイレムさんは発想が自由で、面白いゲームが多いので、大好きです^^
悪い点・残念な点
画面上にオブジェクトが多くなると、処理が重くなる
まさにそのままですが、プレイ中、表示される敵が多くなってくると、画面の動きが少々鈍ってきます。
ちょっと短い
ステージ数がちょっと少ないです。あと1ステージがあれば、ボリューム感は満足なのですが。ただし、少ないと言っても、1ステージ目からなかなかの難易度のため、やり応えは結構あります。
Bボタン連打が辛い
「溜め撃ち」仕様があるため、通常ショットを打つ際は、Bボタンを連打するしかありません。そのため、親指にかかる負担が、かなり大きいです^^;
個人的な評価
オススメ度
★★★★★ (かなりオススメします)
ステージ数がちょっと物足りないですが、この頃に発売されている、ゲームボーイのシューティングゲームの中では、一番良くできているソフトです。ある意味、値段が物語っています。500円~1000円で見つけたら、即買いしても問題ないレベルです^^
最後に
ツインビー以来、シューティングゲームはご無沙汰でしたが、なかなか楽しめました^^