こんにちは。最終皇帝です。
みなさん、最近ドラゴンボールを見ていますか? 私は、小学生の当時に放送されていた「ドラゴンボールZ」以降、ほぼご無沙汰です。
最近、「ドラゴンボール超(スーパー?)」を見る機会があったのですが、なんだか凄いコトになっていますね(汗)。フリーザが金色になったり、人造人間17号が、とんでもなく強くなっていたり、33歳のオサ~ンにはちょっとついていけませんでした(笑)。
GTあたりから、DVDを買って、ちゃんと見直そうかな^^;
今回紹介するゲーム
さて、今回は「ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人」です。このゴツゴツしたカセットのフォルムが懐かしいです。意外とこういう溝に汚れが溜まるんだよなぁ。。。
価格
すごく小さい頃に定価で買ったはずなのですが、どこかに消えてしまって、先日、BOOK OFFにて、250円で再購入しました^^ バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。
あらすじ
アニメ「ドラゴンボールZ」のラディッツ編~べジータ編までの話で構成されています。
ゲームシステムなど
フィールドの移動や戦闘等は全て、手元に引かれているカードで行うという、珍しいタイプのRPGです。
フィールド移動
下図のように、グリッドが敷かれたフィールドを移動します。移動する際は、画面下に表示されたカードを選択します。カードの上側に表示された「・」の個数分、移動することができます。移動後、一定の確率で、敵とエンカウントします。
キャラクター
ステージによって、使用できるキャラクターは異なりますが、全体を通して、「Z戦士全員」を使用することができます。一応下記の通りです。
- ゴクウ
- ゴハン
- ピッコロ
- クリリン
- ヤムチャ
- テンシンハン
- チャオズ
各キャラクターには、HP, BP, BEというパラメータがあります。
- HP: 俗に言うヒットポイントです。
- BP: ドラゴンボールで言うところの戦闘力です。
- BE: 必殺技を使う際に使用するエネルギーです。
戦闘システム
敵とエンカウントすると、下図のような戦闘画面に遷移します。戦闘はターン制のバトルとなっていて、カードの選択によって戦闘の詳細が決まります。
カードの意味
カードには、それぞれ意味があり、下記のようになっています。
- カード上部の★の数は攻撃力
- カード下部の数値は防御力
- 真ん中の漢字はそのカードの「流派」
もう少し補足すると、各キャラクターには戦闘力があり、選んだカードの「・」や「数値の多さによって、その戦闘力が補正されるようなイメージとなっています。
なお、選択したカードの「流派」が、キャラクターの流派と一致すると、そのターンだけ、戦闘力がアップし、流派が「必」のカードを引くと、キャラクターごとの必殺技を使用できます。
戦闘開始
戦闘が開始されると、アニメーション画面が流れ、味方・敵へのダメージが表示されます。画が微妙すぎてすいません^^; これが私の限界です(笑)。
お助けカード
フィールド移動時、戦闘時に所持している「お助けカード」を使用することができます。カードには、下記のようなものがあります。
- かめせんにん: ある程度HPを回復
- ミスターポポ: BEを完全回復
- チチ: 選択したカードを必殺技カードに変更
カードは他にも、たくさん種類があります^^
ステージ
各フィールドには、中ボスを倒したり、修行をしたりと、目的があります。それらを達成することで、次のステージ(フィールド)に進むことができます^^
プレイ時間
大体10時間前後でクリアできると思います。
良い点・楽しい点
自分なりの戦略を考える
戦略を考えながら、各キャラクターに割り当てるカードを選択していき、強大な敵を撃破していくところが面白いです^^
例えば、
- チャオズに超能力を使わせている間に、全員で総攻撃をかける
- 相手の必殺技が来る可能性があるため、防御力の低いカードは、ゴクウやピッコロに割り当てる
- 流派が一致するカードを、それぞれのキャラクターに割り当てる
などなど、戦闘の組み立て方・考え方を自分で決めることができます^^
歯切れの良いBGM
本作は、戦闘BGMがおそらく4,5個ほど用意されていますが、全てとてつもない良曲です(´∀`艸)♡
- スピード感の溢れる曲
- どことなく中華風なゆらぎと、神出鬼没な感じを表す曲
- 一撃喰らったら死にそうな、絶望感いっぱいの曲 等
一度聴いたら、耳に残ります^^
ちなみに私は、ラディッツ・ナッパ戦の曲が一番のお気に入りです。ゲーム終盤を飾るにふさわしい、「強い中ボス」を想像させる良曲です。
戦闘時のアニメーション
敵と殴りあう交戦シーンや、各キャラクターお馴染みの必殺技を繰り出すシーンを、アニメさながらの戦闘アニメーションとして前面に押し出したゲームは、なかなかありません^^
私にとっては、テレビにかじりついてアニメを見ていた、当時を思い出すことができる良いシステムです Σd(≧ω≦*) グッ
悪い点・残念な点
いつまで育てれば良いのか分かりにくい
初めてプレイする人は、いつまでキャラクターを育てれば、そのエリアの中ボスを倒すことができるのか分からない。(一度戦ってみて、やられたら育てなおす方法しかない)
アニメーションが流れる時間がちょっと長い
まさにそのままです^^;
ザコ敵が大猿に変身
初回のマップに登場する「サイヤ人」のザコ敵「オニオン」が低い確率で大猿に変身します^^;
倒せないことはないですが、即死させられる可能性が高いため、変身したら速攻逃げましょう(笑)。ってかこんな理不尽な仕様が組み込まれているのか(´;Д;`)
コツ
一番最初のフィールド
なんだかんだ、一番最初のフィールドが一番苦労すると思います。
おそらく初見の方は、いつまでキャラクターを育てれば良いのか分からなくなり、諦めてしまうこともあると思います。
そんなときは、まずはピッコロが「まかんこうさっぽう」を使えるレベルまで育てましょう。その辺りがちょうどいいレベルです^^
個人的な評価
オススメ度
★★★★★ (かなりオススメします)
アニメ作品をゲームに移植すると、大抵駄作になりますが、このゲームはそのジンクスを完全に覆しました^^
当時のドラゴンボールを思い出しながら、いつもとちょっと雰囲気の違うRPGを楽しめる良ゲーです。また、良曲づくしのため、レトロゲームの音源が好きな方にもオススメします^^
最後に
確か大猿に変身したオニオンを倒すと、経験値が大量にゲットできたような。。。