こんにちは。最終皇帝です。
先週ドンキホーテに行った際、人生ゲームの実物を久しぶりに見ました。私が小さい頃は親父が会社から帰ってくると、押入れからオセロや将棋、ビッグエッグ野球盤といったゲームを引っ張り出して遊んでいたもので、凄く懐かしかったです。
さて、今回はボードゲームの代表格『オセロ』とアクションゲームが合わさったようなゲームを紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『ファニーフィールド』です。最初パッケージを見たとき、『チャイニーズワールド』に似ており、ちょっとだけイヤな予感がしました。
価格
HARD OFFにて、216円で購入しました。バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。
あらすじ
箱・説明書なしで購入したため、詳細は分かりませんが、どうやら悪いモンスターに捕らわれた王女様を、とある少年が救い出す的なストーリーのようです。
ゲームシステムなど
『オセロ』のルールが少々混じったアクションゲームです。
遊び方
下図のように、縦7×横8の板で仕切られたフィールド上で主人公を操作します。
板を裏返す
仕切られた板はオセロの駒のように裏返すことができ、裏返した際上下左右の先に同じ色の板があれば、その間の板が自動的に裏返しになる仕組みになっています。まさにオセロと同じルールです。
モンスターをスタンさせる
裏返る板の上にモンスターがいる場合、そのモンスターをスタンさせることができます。ただし、スタンさせることができるのは、連続して板が裏返る時のみで、主人公の真下にある板を1枚裏返しただけでは、モンスターをスタンさせることはできません。
なお、スタンしたモンスターは一定時間が過ぎると、元の状態に戻ります。
モンスターを投げる
スタン中のモンスターを持ち上げて投げつけることができます。単にフィールドの外へ投げればいなくなりますし、他のモンスターへ投げつけてやっつけることもできます。
アイテムをゲットする
フィールド上には、移動可能なブロックが用意されており、ブロックを『それ以上移動できない位置』まで移動させると破壊することができ、アイテムが出現します。下記は、アイテムの一例です。
イメージ |
効果 |
---|---|
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ライフが+1されます。 |
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フィールド上にいる全モンスターをスタン状態にします。 |
|
フィールド上にいる全モンスターを全て |
ブロックを使って敵を押し出す
移動可能なブロックを使うことで、敵をフィールド外へ押し出すことができます。
クリア条件
通常のエリアはモンスターの存在有無にかかわらず、全ての床板を灰色にできれば、クリアとなります。
通常のエリア以外にボス戦のエリアも存在し、この場合はボスへのダメージ(※)が一定以上になればクリアとなります。
※ ザコ敵をスタンさせて、ボスに投げつけることでダメージを与えます。
なお、ステージ毎に制限時間が用意されているため、時間が0になる前にクリアする必要があります。
ダメージ
モンスターがスタンしていない状態で接触すると、ダメージを受けます。最終的に用意されたライフが0になると、ゲームオーバーになります。
コンティニュー
ゲームオーバーになった後は、コンティニューすることができます。ただし、無限ではありませんので、注意が必要です。(おそらく3回まで)
ゲームモード
ゲーム開始時に『シングルモード』と、『マルチモード』のいずれかを選択します。
シングルモードは、1ステージ/1フィールドの中でクリアを目指すモードです。
マルチモードは、1ステージに複数のフィールドを自由に移動しつつ、全てのフィールドにおいて、クリアを目指すモードになっています。
プレイ時間
ルールと敵の動きに慣れるのに多少時間がかかりましたが、シングル・マルチを合わせて4,5時間程度でクリアできました。
良い点・楽しい点
戦略性
敵の行動のクセを把握しつつ、戦略を考えていくところが面白いです。
私の場合は、あえて白い板を多めに残しておき、敵が上を通り過ぎる瞬間に板を裏返す、いわゆる『待ち伏せ』や、移動可能なブロックを使って、敵が動き回れないようにする『挟み込み』といった工夫をしていました。
悪い点・残念な点
セーブできない
シングルモードは、ステージ数がなかなか多いため、途中でセーブできる仕様を入れて欲しかったです。
個人的な評価
『ストーリー性』は暫定の値を入れています。
オススメ度
★★★☆☆ (普通です)
オセロとアクションゲームが合わさったようなゲームシステムが特徴的でした。ステージ数もそこそこあり、ゲームボリュームも悪くありません。ただ、残念なことにセーブ機能が無いため、後の難しいステージを遊ぶためには、必ず最初からプレイしなければならないところが残念でした。
最後に
個人的には、SNKというと『サムライスピリッツ』とか『メタルスラッグ』のイメージが強かったもので、本作をプレイした際、ちょっと驚きました。