こんにちは。最終皇帝です。
ここ最近はスーパーファミコンを中心に、シューティングゲームをプレイすることがかなり多くなってきました。集中力が高まりますし、迫り来る敵をバンバンなぎ倒していくと凄くストレス解消になります^^
個人的なオススメは『エリア88』、『極上パロディウス』ですね。中古ゲームショップなどで、安くなっているのを見かけたら、是非プレイしてみて頂きたいです。
難易度は高いですが、なかなかやりごたえがありますよ!
さて今回は、新たに彗星のごとく私のお気に入りゲームリストに襲来してきたシューティングゲームを紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『スーパーアレスタ』です。最初手に取ったとき、『スーパーアリステ』と読んでいました。いったい何語なんでしょう?
価格
HARD OFFにて、3,240円で購入しました。バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。
あらすじ
突如として現れた巨大な球体を殲滅するべく、ラズとティは、戦闘機「スーパーアレスタ」に乗り込んだ。
(プレイした感じでは、たぶんこんな話だと思います。)
ゲームシステムなど
8つの武装を駆使して戦うところが特徴的な縦スクロールシューティングゲームです。
武装
武装は全部で8種類用意されています。
名前 | イメージ | 武器の特徴(概要) |
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MVL |
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前方に複数のショットを放つマルチウェイ。 ある意味1番スタンダードな武装です。 パワーアップするほど放つ弾の量が増えていきます。 |
LAS |
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前方に強力なレーザーを放ちます。 パワーアップすると攻撃範囲が広くなります。 Rボタンの切り替えによる、追尾性レーザーが強力です。 |
CIR |
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自機の周囲を球状のバリアが、弧を描いて回り続けます。 Rボタンを押すと、球の位置を固定できます。 パワーアップすると、バリアが大きくなります。 8種類の武装の中では1番防御力が高いです。 |
ALL |
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球型の発光体を十字キーを押している方向に飛ばします。 |
MIS |
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ホーミングミサイルを放ちます。 自動的にミサイルが敵を追尾していってくれるので、 結構安全です。 パワーアップするほど放つ弾の量が増えていきます。 |
C.G. |
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Yボタンを押し続けることで、 前方に強力なレーザーを放つことができます。 レベルが上がると、レーザーのパワーが上がります。 レーザーを溜めることに意識を取られやすいため、 割と危険な武装です。 |
SPR |
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自機の後についてくる分身を発生させます。 パロディウス等で言うところのオプションですね。 パワーアップするとオプションの数が増えます。 強さは標準ですが、1番親しみのある使いやすい武装です。 |
CRA |
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障害物もしくは敵に当たると、拡散する弾を放ちます。 一見トリッキーな武装で面白いですが、防御力は低く、 おそらく1番使いにくい危険な武装です。 |
武装の切り替え
武装のパワーアップ
各武装はオプションアイテムを取得することで、最大6レベルまでパワーアップさせることができます。
例えばCIRであれば、自機の周囲を回るバリアが徐々に大きくなっていき、SPRであれば、自機の後ろから追従してくるオプションの個数が1つずつ増えていきます。
ボム
フィールド上の破壊可能な障害物、敵機を破壊します。回数制限がありますが、かなり強力で、画面上の敵を一掃します。
ダメージ
本作はHPのようなものはなく、敵に接触したり、ショットを食らうと即死します。
ただし、武装がパワーアップしていると、攻撃を受けた際、武装がパワーダウンされる代わりに撃墜されずに済みます。
障害物への接触
よくあるシューティングゲームとは異なり、障害物に当たっても死にません。ただし、障害物に挟まれたまま、自機が画面最下部に挟まれると死にます。
プレイ時間
コンティニューをひたすら繰り返し、7,8時間程度でクリアできたと思います。
ちなみに、コンティニュー無しでどこまでいけるか試してみましたが、4ステージあたりが限界でした。
良い点・楽しい点
処理落ちせず動作が軽快
準弾幕ゲーレベルのショットと敵機が画面上を覆いますが、処理落ちを感じさせず、むしろ軽快な動作で、スピード感が持続しています。
『処理落ちしない』はゲームとしては当然なのかもしれませんが、ことシューティングゲームにおいては、開発者・プレイヤーにとって最大の悩みの1つであり、意外とクリアできていない作品は多く存在します。
それを当然のようにこなしている本作は、個人的には素晴らしく感じます。
(なんだかすごく上から目線ですいません。でもホントに素晴らしいです。)
奥行き方向からの敵出現
バラエティに富んだ武装
全部で「8種類の武装 + 武装切り替え」が用意されており、プレイヤーの得意な攻撃方法を自由に選択できるのが良いです。
基本的には、使いやすい『LAS』・『CIR』・『SPR』に頼ることが多くなりますが、 そこをあえて使いにくい『C.R.』や『CRA』で乗り切るところに微妙なロマンがあります。
何度でもコンティニュー可能
悪い点・残念な点
少々感情移入しづらい
説明書・箱無しで購入したことも大きいかもしれませんが、オープニングの回想シーンを見ても、ストーリーが分からず、エンディングを迎えるまで『何のために戦っているのか』が分かりませんでした。
シューティングゲームとしての完成度が非常に高く、あらすじを全く知らずにプレイしても面白かったですが、ここに『感情移入』というもう一つのスパイスが入ったらなぁと感じてしまいました。贅沢ですかね。。。
その他
落ち着いたBGM
シューティングゲームというと、勇ましさとスピード感が入り混じった音楽が多いですが、本作は全く正反対でした。
さながら、夜の街をゆっくり楽しみながら歩くときに流れそうなBGMが流れます。ちょっと珍しいですね。
個人的な評価
オススメ度
★★★★★ (かなりオススメします)
『スーパーR-TYPE』と『B-WINGS』を組み合わせて、さらにパワーアップさせたようなゲームです。
これまでスーファミのシューティングゲームをちょくちょくプレイしてきましたが、ここまで処理落ちせず、滑らかに描画処理されている作品は見たことがありません。
多少ドットの角が見え、角張るときはありますが、弾幕ゲーさながらの大量のオブジェクトで画面がいっぱいになる中、処理落ちしない点は、エンジニアの努力の賜物と言ってよいのではないでしょうか。
一世を風靡した今は亡き『ぷよぷよ』の生みの親、『コンパイル』の底力ですね。
なお、迫り来る大量の敵を撃破することに集中するあまり、Yボタンを押す力が入りすぎ、若干グラグラになってしまったことは秘密。それだけ面白かったということです(笑)。
ちなみに、3,240円と高額でしたが、全く後悔していません。
最後に
スーパーファミコンのシューティングだけに限定すれば、個人的に本作は1位か2位に入るほどの面白さでした(もう一つはエリア88)。これからしばらく、平日の睡眠時間が減ることになりそうです^^;